Home > 展示 > 企画展示
国⽴ハングル博物館は、開館5周年を迎える2019年初の企画特別展として、朝鮮王朝最後の公主・徳温
(純祖の娘)、そして徳温の息⼦と孫娘三代にわたり記されたハングル資料と、⽣活に関する資料200余点
を集め、公開いたします。
「宮体」と呼ばれ、王室の品格を映し出す美しいハングルの筆には、徳温公主、息⼦のユン・ヨング、孫
娘のユン・ペギョンの三代が時を越えて⼼を通わせた、温かい愛の物語が込められています。
今回の展⽰のため、国⽴ハングル博物館は2016年から徳温公主にかかわるハングル資料の収集に努めて
まいりました。また、2019年1⽉、国外所在⽂化財財団から徳温公主の親筆『慈慶殿記』をはじめとする
68点が当館に移管されました。疎通と配慮の⽂字としての「ハングル」の意味を両機関が実践することに
より、今回の展⽰が実現されました。
ハングルに家族への愛を込め、⼤切に育んできた徳温公主と⼦孫の温かい思いを感じていただければ幸い
です。